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不正咬合の予防・治療方法・原因について
不正咬合とは
うさぎは歯は常生歯といい、歯冠と解放性の歯根の歯をもっており、月に1センチほど永久に伸び続ける。
その際、食事やかみ癖などにより正常な噛みあわせができなってしまう疾患を不正咬合という。
食事の内容がペレットだけで牧草などを与えないために歯を削ることができなかったり、
ケージをかじることにより歯が曲がって上下の歯がかみ合わなくなると、そのまま伸びて
舌や頬の粘膜に伸びて傷つけてしまう。さらに口内炎になってしまうこともある。
不正咬合の原因
うさぎには大きく分けて、切歯と臼歯2種類の歯がある。
切歯とは、上顎の2本と下顎の2本、そして上顎の前歯2本の裏に支えるように
生えている2本の合計6本の前歯で、牧草を切断する役目を持つ。
臼歯とは、左右に11本ずつ生えている奥歯で、切断した牧草などを
下顎を左右に動かすことによって、細かくすりつぶす役目を持つ。
この左右運動が十分にされないと、削れなかった歯の一部が伸びて、
口の中に尖った歯が口内を傷つけてしまうことになる。
特にやっかいなのは奥歯(臼歯)の異常で治療がとても困難。
不正咬合の原因は、先天性のものと外傷をはじめとした後天的なものがある。
[先天性奇形]
- 下顎前突症
下顎が上顎よりも前方に飛び出ている。
ドワーフ種やロップイヤーなどで発生頻度が高い。
- 顎骨の幅が狭い
[後天性]
- 食事
ペレット中心の食生活が原因と考えられる
- 外傷性
落下や物にぶつかった際に、歯もぶつけて欠けてしまい噛み合わせが悪くなってしまう。
またケージなどを噛む癖により歯根に歪みが生じる。
- 老化
老化によって歯質または骨質の変化することが原因になる。
- 感染性
歯根部に細菌が感染して歯の伸長方向に影響を与える。
不正咬合の症状
不正咬合がすすむと、食事を食べれなくなるまで悪化する。
以下の症状があったら、すぐに動物病院で検査する。
- 食欲がなくなり、ペレットなどを残す
- ヨダレをたらす
- 口から餌を落とす
不正咬合の治療方法
ウサギは口の中を奥まで見ることは難しい。
不正咬合を疑う場合は、視診のほかに顔周りの触診や顎のエックス線検査なども行う。
そして、門歯だけなら無麻酔で歯を切ることができるが、
臼歯(きゅうし)にも不正咬合があると全身麻酔をして歯を切断しなければならない。
不正咬合の予防方法
不正咬合は、一度なってしまうと一生涯治療を続けなくてはならない。
だいたい月1回くらいの治療が必要になる。
よって、不正咬合にならないための予防が重要。
以下の予防法を日常的に行うことが予防につながる。
[牧草やワラなどを与える]
繊維質の豊富な牧草などを与えることは臼歯(奥歯)をすりつぶすのに効果的。
切歯(前歯)はペレットである程度削られるが、臼歯(奥歯)については
牧草などでなければすりつぶすことができない。
[かじり木をあたえる]
多くのかじり木が販売されている。
これは、歯を削るためだけでなく、ストレス発散にもよい。
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